はじめに
Ship&coの送り状発行サービスをご利用いただくには、Ship&coのアカウントが必要です。まだShip&coのアカウントをお持ちでない場合は、こちらからアカウント作成をお願いいたします。最初に30日間の無料トライアルがご利用いただけます。
概要
国際郵便を使って米国への発送を再開 ― 米国DDPルールに対応。
Ship&coはZonosとAPI連携し、日本郵便の国際サービスを使ったアメリカ向けDDP(関税元払い)発送に対応しています。Zonosが関税の計算・徴収・米国税関への納付を代行し、そのデータを紐付けた国際郵便のDDPラベルをShip&coから作成することができます。
なお、この連携は日本→米国向けの発送にのみ対応しています。
Zonosが必要な理由
2025年8月より、米国大統領令により国際郵便物の免税措置(デミニミス)が停止されました。これにより、米国宛ての郵便物は、荷物が日本を出る前に、内容品価格に応じて関税を事前支払い(DDP)とする必要があります。
- 100USドル未満の書類や書状および個人間の贈答品:関税の事前支払いは不要です。
- 100USドル未満の上記以外の内容品、および100USドル以上〜2,500USドル以下の全種別:関税の事前支払いが必要です。ラベルには「DDP」とDeclaration ID(宣言ID番号)が印字されます。関税額がゼロと算出される場合でも、Declaration IDを取得するためにZonosでの処理が必要となり、郵便通関手数料が発生します。
- 2,500USドル超:関税の事前支払いは不要です。
※ 関税事前支払いの対象となる内容品価格の上限が、2026年7月24日より800USドルから2,500USドルに引き上げられました。
※ 2026年7月24日以降に米国に到着する郵便物には、各商品のHTS分類および原産国に基づく標準関税(MFN)率が、商業貨物と同様に初めて適用されます。これに加えて、原産国に応じて10%または12.5%のSection 301強制労働関税(2026年7月24日に失効したSection 122関税の代替)、および鉄鋼・アルミニウム製品に対するSection 232関税など、品目に応じた追加関税が課される場合があります。なお、これらの関税は貨物の米国到着日を基準に適用されます。
現在、日本郵便でアメリカへDDP発送するには、Zonosの利用が必須となります。Ship&coにてZonos連携を利用する手順については、以下をご確認ください。
ステップ1 — Zonos日本郵便認証済みアカウントの作成とAccount Key取得
- こちら(日本郵便専用Zonosリンク)にアクセスし、日本郵便認証済みアカウント(Verified Account)を作成する(Zonosの公式案内ページはこちら)
- アカウント >> 請求でクレジットカードを登録 — アカウントキーの取得に必須です
- アカウント >> 一般 で日本郵便のLater Pay Number(32桁のゆうびんビズカード番号)を入力 — Zonosサービスの利用に必須です
- 上記2つの設定が完了すると、アカウント >> インテグレーション >> アカウントキー に、Ship&coとの連携に必要となる「Account Key」が表示されます(併せて画面に表示される「API key」は、本プロセスにおいては不要となります)
【ご注意】
正しく日本郵便認証済みアカウントが作成されている場合は、Zonosダッシュボード画面左上のお名前の下に、以下の画像のように日本郵便のロゴが表示されます。
この日本郵便ロゴがない場合はZonos Ecommerce標準アカウントとなっているため、「ゆうびんビズカード番号」の入力欄が表示されず、Account Keyも取得できません。日本郵便ロゴがない場合は、Zonosサポート(support@zonos.com)宛に、Zonosダッシュボードの左上に表示されている「アカウント番号」を添えて、日本郵便専用アカウントへの移行をご依頼ください。
ステップ2 — Ship&coにZonosを追加する
- Ship&coの「運送会社」画面を開く
- 「運送会社を追加」から Zonos のアイコンをクリック
- 上記ステップ1で取得したZonos認証済みAccount keyを「アカウントキー」欄に入力
- 後納差出票の作成を希望される場合、ゆうびんビズカード番号(32桁)を入力。上記ステップ1 — Zonos日本郵便認証済みアカウントの作成時に入力したものと同じ番号を用いてください。ゆうびんビズカード番号の保存後に発行した送り状が、後納差出票の対象となります。
- 発送方法 — よく使う国際郵便の配送サービスを予め選択しておき、送り状作成時に選択肢として表示させるようにします
- 「保存」ボタンを押して完了
※ 1つのShip&coアカウントに登録できるZonosアカウントは1つのみです。
ステップ3 — 送り状の作成
アメリカ宛の配送ラベルを作成する際、運送会社として Zonos を選択することで、国際郵便のDDPラベルを作成することができます。
- DDP(関税元払い)のオプションを必ず有効にしてください — 未設定の場合はラベル作成ができません。※Zonosのラベル一括発行機能をご利用の場合、DDPは自動的に有効となります。
- 単一梱包のみ対応(複数個口は非対応)
- Zonosの見積送料として表示される金額は、国際郵便の該当サービスと同額になります。サービスの規定重量を超えている場合はN/Aと表示されますのでご注意ください。
- 宛先の「法人名」欄に情報が入力されている場合、内容品種別:BtoB商用物品(Commercial goods)として国際郵便ラベルが作成されます。ネット販売品通販(E-commerce goods)としての発送の場合は、宛先の「法人名」欄が空欄になっていることをご確認ください。
- 宛先の「個人名」欄が空欄で「法人名」欄にのみ情報が入力されている場合、Zonos APIの仕様により、ラベルのお届け先欄には法人名が3回重複して表記されます。
利用可能な配送サービス
- 航空便扱い:EMS(物品)、国際エアパケット、書状/その他、書状/その他(書留)、国際小包、印刷物、印刷物(書留)、小形包装物
-
船便扱い:書状/その他、国際小包、印刷物、小形包装物
ラベル・通関書類およびフルフィルメント
- 配送ラベルは PDF形式で発行されます。通常の国際郵便ラベルと同様の形式ですが、ラベル上部に 「DDP」 とDeclaration ID(宣言ID番号)が印字されます。また、Declaration IDは送り状作成ごとに異なります。
- Zonos APIには、HTSコードの自動修正機能が存在します。これにより、ご自身が設定したコードとは異なるコードがラベルのHSコード欄に10桁で表記される可能性があります。
- Zonos APIの使用上、"%"、"&"、"$"、"~"、"?" の記号は自動省略されラベル上に表記されません。ご了承ください。
- 貨物の総重量(Total Gross Weight)として設定された重量は、含まれるアイテム数にて自動按分されてラベルの正味重量(Net Weight)欄に反映されます。ただし、Shopify連携またはShip&co API利用にてアイテム毎の重量が設定されている場合は、それらが優先されます。
- ShopifyやAmazonなど、連携ストアへの発送済み更新(フルフィルメント)においては、運送会社名は Japan Post(日本郵便)と表示されます。Zonosではありません。
- プエルトリコ宛て: Zonosでプエルトリコに発送する場合は、宛先国をアメリカ合衆国(United States)、州/地域コードをPRに設定してください。
-
その他の米国領(グアム、サイパンなど): これらの宛先ではZonosによるDDPはご利用いただけません。日本郵便(国際郵便)または他の運送会社をご利用ください。
通関用インボイスの生成
- EMSおよび小包サービス:通関用インボイス(Ship&coフォーマット)は別途生成されません。日本郵便ラベルに既にINVOICEとして含まれているためです。
-
その他(EMSおよび小包以外)の配送サービス:通関用インボイス(Ship&coフォーマット)は、自動生成されます。必要に応じて別途印刷してご利用ください。
後納郵便物等差出票の作成
-
こちらのページにて詳細をご確認ください。
送り状の削除(キャンセル)
本DDP送り状発行後にキャンセル処理をされた場合、Ship&coの「発行完了」画面ではVoid扱いとなり、注文データは「出荷待ち」画面に再表示されますので、そちらにて必要な編集を加えていただき新たにラベルを発行いただけます。
なお、Ship&coでのキャンセル処理によりZonos /日本郵便側で送り状がVoid扱いにはなりませんが、日本郵便にてラベルがスキャンされない限り、Verified Accountに対して関税が請求されることはありませんのでご安心ください。実際に出荷に使わなかったラベルに対しては、送料が発生することもありません。
Ship&co APIをご利用の場合
特に出荷量の多い事業所様や物流業者様などにおかれましては、Ship&co APIを利用して自社システムから送り状を発行できる仕組みを構築していただけます。Ship&co APIのご案内はこちらをご覧ください。
Zonos連携のAPI設定
- 運送会社コード:
zonos -
customs.duty_paidはtrueが必須 - 認証情報:
{ "account_key": "your_verified_account_key" } - サービス名の形式:例としてEMSの場合ー
zonos_japanpost_ems
よくあるエラー
- DDP_REQUIRED:ラベル作成前にDDP(関税元払い)オプションを有効にしてください
- DDP利用不可:商品価格が800USDを超える発送では、本DDPサービスをご利用いただけません
- 配送サービスが表示されない:発送元倉庫が日本国内、宛先国がアメリカになっているか確認してください
- 認証エラー:ZonosダッシュボードのIntegrationsでAccount Keyを確認してください
-
重複アカウントエラー:Ship&coアカウントにつきZonosは1件のみ登録可能です
引き受け郵便局
DDPラベルを利用した郵便物の差し出しは、指定郵便局でのみ可能となっています。
指定郵便局に関する最新の情報は、日本郵便のページにてご確認ください。
Zonos認証済みアカウントへの請求について
Zonos認証済みアカウント(Verified Account)自体に月額・定額の利用料はありません。Zonosダッシュボードに登録されたクレジットカードに、Zonosが徴収する関税と、発送ごとの郵便通関手数料が自動で請求される仕組みです。
- 請求は新規の発送について毎日行われますが、日本郵便からZonosにデータが渡されるまでに最大48時間程度かかる可能性があり、これによりZonosからの請求のタイミングにも遅延が発生し得る点についてご理解ください。
- 郵便通関手数料は、Zonosダッシュボードの設定 >> 請求 >> プランでご確認いただけます。
- 実際に出荷に使われなかったラベルに対して、関税や手数料が請求されることはありません(上記「ラベルの削除(キャンセル)」をご参照ください)。
Zonosからの請求に関する詳細は、Zonosの請求・支払いページをご確認ください。
お問い合わせ
Ship&coの設定や配送ラベルの作成に関するお問い合わせは、リクエスト送信 または hello@shipandco.com までメールでご連絡ください。
コメント
0件のコメント
記事コメントは受け付けていません。