内容物リストは、アプリケーションの「設定」画面内で確認できます。ここでは、商品のカテゴリ名を登録することが可能で、登録数に制限はありません。
内容物リストに登録可能な項目:
- 商品情報:商品タイプ・カテゴリー名を記載します。海外発送に利用する場合は、必ず英語で登録してください。
- HSコード:税関で関税や税金の査定に使われる全世界共通の6桁の番号です。
- 商品の原産国名
海外発送の場合:
越境ECの注文の出荷ラベルを作成する際、商品の内容物名、HSコード、原産国を運送会社に伝達することが重要です。
これらの情報は、通関手続きに役立ちます。特に高額な関税を回避するために商品を適切なカテゴリに指定したい場合など、HSコードの登録がおすすめです。発送ラベルを作成する際には、Ship&coの注文管理ページで正確な内容物名を選択してください。HSコードの登録は必須ではありませんが、スムーズな通関手続きのために登録することがおすすめです。HSコードを未入力で保存すると、画面上に「EMPTY-XXXX」と表示されますが、これはHSコードではなく、データがない場合の表示です。
*Shopifyをご利用の場合、通関情報(HSコード/カテゴリ名、原産国)の自動同期が可能ですので、こちらをご参照ください。
【追記】2023年3月1日より、輸入管理システム2 (ICS2) のセキュリティー規制強化に伴い、FedEx/DHL/UPSでのEU加盟国、北アイルランド、ノルウェー、スイス宛の発送においてはHSコードの入力が必要とされております。また、国際郵便での発送においては、2023年9月22日よりEU加盟国等宛てはHSコードの入力が必要になると発表されております。
日本国内向けの発送の場合:
このリスト内で「★自動優先情報」をマークした内容物名を自動的に商品名の代わりに送り状に明記させることが可能です。具体的な商品名をラベル印字したくないという際にも活用できます。
国内発送の場合、オーダーページの貨物内容欄には、海外発送のようにプルダウンメニューがございません。また、デフォルトとして設定できる内容物名は1つのみですので、ご了承ください。
メモ:どちらの場合も、送り状 (海外発送の場合には送り状 + コマーシャルインボイス) に商品名か内容物名のどちらを反映させるかの設定をお忘れなきようお願いいたします。これは同「設定」画面内にあるインボイス設定で行います。デフォルトでは商品名が送り状・コマーシャルインボイスに反映されるようになっておりますが、商品名の代わりに内容物名の表記を希望される場合は、「商品名ではなく内容物名を送り状・インボイスの商品名欄に表記する」設定をオンにしてください。
内容物リストを編集する:
新規にShip&coアカウントを作成されますと、内容物リストに「Printed books / 4901.10」や「Cotton Clothes / 6103.22」が例として初期状態で登録されています。実際に取り扱っている商品のカテゴリー名に編集できます。内容物リストを編集するには、次の手順をお進みください。
- 「設定」画面の設定ページに移動します。
- 「内容物リスト」欄に以下の対応で編集します。
- 「編集」をクリックし、登録された内容物を編集します。
- 「★ 内容物リストを追加」をクリックし、新しい内容物名を追加します。
- 「🗑️ 削除」をクリックし、登録された内容物をを削除します。
- 「★ 自動優先情報」をクリックし、出荷時のデフォルト内容物を設定します。
- 保存をクリックします。
送り状発行時に内容物名を選択する:
内容物名を選択するには、次の手順をお進みください。
- 「出荷待ち」画面で、送り状発行したいオーダーをクリックします。
- オーダーページの「貨物内容」のプルダウンメニューから、商品に該当する「内容物」を選択します。
海外に発送する場合は、「設定」画面の「商品名ではなく内容物名を送り状・インボイスの商品名欄に表記する」の設定にかかわらず、オーダー画面の「貨物内容」欄にて、各商品に該当する内容物名が選択されていることを確認し、選択されていない場合はドロップダウンにて手動で正しい内容物名を選択してください。選択された内容物名、内容物に紐付くHSコード・原産国名は、出荷データの一部として扱われます。
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