米国向け発送ガイド(日本から)
本記事は、日本からアメリカへ発送しているShopify・eBay・Etsy・Amazonなどのセラー向けのガイドです。
・米国のデミニミス免税(800米ドル以下の免税)が廃止されました。金額を問わず、すべての輸入品に関税・消費税が課されます。
・日本郵便は2026年4月14日より米国向け郵便物の引受を再開しました(条件あり。詳細は下記参照)
・FedEx / DHL / UPS / ヤマト国際宅急便での発送は引き続き可能です。
日本郵便について
日本郵便は2026年4月14日より米国向け郵便物の引受を再開しました。ただし、以下の条件があります。
- 2,500米ドル超の荷物:関税の事前支払い不要で発送可能(全種別)
- 100米ドル以上〜2,500米ドル以下の荷物:CBP認定事業者(現在はZonos社のみ)を介して関税を事前支払いする必要あり。DDPラベル必須。指定郵便局のみで受付。
- 100米ドル未満の書類や書状・個人間贈答品:関税事前支払い不要(全局で受付)
※ 関税事前支払いの対象となる内容品価格の上限が、2026年7月24日より800米ドルから2,500米ドルに引き上げられました。
関税について
2026年2月に米国最高裁がIEEPA関税を違憲と判断したことを受け、Section 122に基づく10%の関税が日本製品に適用されていましたが、Section 122関税は2026年7月24日に失効し、これ以降、米国に到着する郵便物には、各商品のHTS分類および原産国に基づく標準関税(MFN)率が、商業貨物と同様に初めて適用されています。これに加えて、原産国に応じて10%または12.5%のSection 301強制労働関税(2026年7月24日に失効したSection 122関税の代替)、および鉄鋼・アルミニウム製品に対するSection 232関税など、品目に応じた追加関税が課される場合があります。
また、DDPを選択した場合、運送会社が請求する通関手数料・立替手数料が別途かかります。正確な金額はご利用の運送会社のアカウントマネージャーにご確認ください。
Ship&coの設定画面(またはShopify商品ページ)でHSコード(米国向けは10桁のHTSコード)と原産国を必ず登録してください。これらがないと、通関で遅延・返送されるリスクがあります。Shopify連携をご利用の場合、これらの情報は自動的にShip&coに同期されます。
DDU(関税未払い)とDDP(関税込み)の選択
| DDU(関税未払い) | DDP(関税込み) | |
|---|---|---|
| 誰が関税を支払うか | 米国の買主(受取時に支払い) | 発送者(事前に負担) |
| 発送者側の手間 | 少ない | 関税・手数料の把握が必要 |
| リスク | 買主からのクレームになる可能性 | 予想外のコストが発生する可能性 |
ラベル上でのDDP確認方法
- FedEx DDP: 「D/T:」の横に FedExアカウント番号が表示される
- DHL DDP: 「DTP」と表示される
- UPS DDP: 「BILLING: F/D」と表示される
- ヤマト国際宅急便 DDP: 「Duty & Tax Payment All Prepaid」と表示される
関税・消費税およびDDP取扱手数料は、出荷後に運送会社から別途請求されます。
よくある質問
Q. 米国向け発送をすべてDDPにデフォルト設定できますか?
DDPのデフォルト設定は現時点ではできませんので、送り状発行ごとに指定してください。例外として、Zonosの国際郵便ラベルを一括発行処理する場合は、DDPが自動的に一括有効になる仕様が存在します。
Q. 関税支払い用のFedEx第三者アカウント番号をShip&coに登録できますか?
いいえ、現時点ではサポートしていません。
Q. FedEx International Connect Plus (FICP) は米国向けに使えますか?
2025年9月15日以降、米国向けFICPにはDDP設定が必須です。DDUで発送したい場合は、FedEx International Economy (IE) またはFedEx International Priority (IP) をご利用ください。
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